全共通事項:表4色カラー/裏スミ1色印刷
1、作成されるサイズを決めます
当社でご利用になれる規格サイズは、ハガキタイプ(仕上がりサイズ100mm×148mm)と、名刺(カード)タイプ(仕上がりサイズ55mm×91mm)の2パターンになります。
3Dカードは、レイヤーの画像を奥や手前に配置し、それぞれのレイヤー画像を少しずつずらす処理で立体に見せます。簡単に言えば1枚の画像を立体に見せたい順にパーツごとにレイヤー分けを、するだけです。
レイヤーを統合した状態で、3Dにする作業は当社では行っておりませんのでご注意ください。
イメージ図※Photoshop上で作成をしております |
イメージ図※Photoshop上で作成をしております |
2、原稿データを作成します
作成される規格サイズに天地3mm、左右10mmずつ塗り足しを含めた画像を作ります。
表/カラー画像と、裏面/印刷有りの場合は裏用スミ画像を1枚ご用意ください。
※裏面はスミ刷のみです。他の色での受付は行っておりません。ご了承ください。
表の画像作成は基本的にphotoshop(フォトショップ)で作成してください。
①まずメインとなる絵を決めます。そのメインの絵を0とレイヤー名に表記してください。
図で説明しましす、猫がメインの絵になりますので「0」になります。
②メインの絵より奥側に持っていきたい画像を-(マイナス)、手前側に置きたい画像を+(プラス)とレイヤー名に表記してください。奥行き及び手前までを「-6」~「+6」まで、13段階までレイヤー分けすることができます。必ずレイヤー名も「-6」~「+6」で表記してください。
メイン画像より奥に置く画像(-6や-5)や、より手前に置く画像(+6や+5)などのメイン(0)から遠くなる画像は大きくボケたように見えます。
数字の差が大きいほどメイン(0)から距離ができ、より立体的になります。メインとの差が少なく、背景がのっぺりしていましたと3D効果が得られにくくなります。
図で説明しますと、まぐろ(-3)、波(-4)、太陽(-6)は、マイナスなので猫(0)よりも奥になります。一番数値の大きい波が一番奥になります。
缶詰(+3)は、猫(0)より手前になります。
!注意点!必ず確認してください
仕上がりトンボは必ず別レイヤーで表示してください。また、それぞれのレイヤーが分かれていないと意味がないので、「レイヤー統合」は絶対に行わないでください。当社で1つ画像からレイヤーを分ける作業は行っておりません。
各イラスト同士が重なる部分も必ず作成してください。絵が重なっているからといって、見えない部分を作成されないと、3Dになったときに見えてしまいます。もし、1枚の画像から絵を切り抜いて作成される場合、切り抜かれた下の画像に空白が出来ないよう塗ってから作成してください。その際、塗り足しにかかる分も必ず塗ってください。
(この画像は実際の3Dではなく、フォトショップ上の加工になります)
裏面のデータ作成について
裏面の印刷は1色印刷になりますので、グレースケール(推奨解像度350~600dpi)またはモノクロ2階調(推奨解像度600dpi以上)で作成してください。
裏面のデータは、必ずレイヤー統合をお願いします。(仕上がりトンボ含む)不要なレイヤーは削除し、不要なアルファチャンネル、注釈、パスは全て削除してください。
データ入稿での共通注意事項
- CMYKモードで作成してください。アプリケーション上、RGBでしか作業出来ない物は、入稿の際備考欄にその旨をお書きください。(RGB→CMYKへの変換の際の色補正は致しません)
- 切れてはいけない文字は仕上がり線より5mm以上内側に入れる事をお勧めします。
- 二重のトンボ、まぎらわしいガイドラインが無いか、入稿しても問題ないデータかどうか、よく確認を行ってご入稿ください。入稿後の差し替えはできません。
- 必ず原寸で作成してください。(仕上がりサイズ+塗り足し天地3mm、左右10mm)